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【元介護士が伝えます!】アップライドが考える!「介護リフトの定着支援」とは? 前編

みなさん、こんにちは。
トランスファーサポートチームの山下です。

久しぶりのアップライドマガジンへの出番となりました。
最後に投稿したのが、去年の9月だったので…約9か月ぶりとなります。

ついこの前まで、桜が咲いて心地良い季節になったかと思えば、GWを過ぎたあたりから急に気温が上がり、9か月前に戻ったのではないかと感じてしまうような気候ですね。

私が2020年4月にアップライド株式会社(当時はオオタ商会)に入社してから、気付けば丸6年働き、今年で7年目となりました。
月日が経つのは早いですね…
様々な経験をさせていただき、入社当時から比べると心も身体も一回り以上大きくなれたかと思います。

さて、今回は介護リフト含めた福祉用具において弊社が大切にしていること、お客様に心がけていることについて、私の今までの体験も含め、お伝えさせていただきます。
今回のアップライドマガジンは前編と後編に分けて書かせていただきます。
後編も含め、最後まで読んでいただけると幸いです。

福祉用具の活用には「定着支援」が欠かせない

弊社が福祉用具を使われる皆様に向き合う時に、最も大切にしていること。
それは
『福祉用具を「買っていただく」「使っていただく」だけでなく、「使い続けていただく」よう支援していく』
ことです。
つまり、
「福祉用具の定着支援」
となります。

では、弊社がどのように定着支援を行っているのか、私が主に取り扱っている製品である介護リフトを例に挙げてご紹介します。

そもそも「定着支援」とは?

前編では福祉用具において「定着支援」がなぜ重要なのか、お話します。
福祉用具における「定着支援」とは、
『導入した福祉用具を一時的に使うだけではなく、職場やご利用者様の生活の中で、継続的・効果的に活用できるよう支援をすること』
です。
ここで、大切なのが
「導入して終わり」
にしないことです。

介護に関わる皆様の生活を守るための福祉用具

介護リフトを導入する目的として、
「介護スタッフの腰痛予防」
が多く聞かれます。
また、介護リフトを導入して得られるメリットとして、
「移乗における介護負担の軽減」
「介護スタッフ・ご利用者様双方にとって、安心・安全な移乗介助」
等が挙げられます。
そのため、介護リフトを導入することは「労働環境の改善」や「介護の質の向上」に繋がり、結果として介護に関わる皆様の生活を守ることに繋がります。

ですが、介護リフトを導入することで上記のような成果を得ることができるのでしょうか?

使い続けることで成果(効果)は実感できる

介護リフトを含めた福祉用具に限らず、新しいことを始めた時にすぐに成果や効果を実感することは難しいかと思います。
よく私が使う例ですが、今は当たり前のように皆様が使っていて、生活に欠かせなくなったスマートフォン。
使い始めた当初はどうでしたか?
私も最初は、それまでの携帯電話と違ってボタンがないことで操作に慣れず、正直「使いづらいな」と感じていました。今にして思えば、それは単なる「慣れ」の問題でした。
私たちの脳には、普段慣れているものや安心なもの、無難な選択を無意識に選んでしまう「現状維持バイアス」という一種の偏りがあるそうです。これは、脳が余計なエネルギーを消費するのを避けようとする自然な反応です。
しかし生活や業務を改善したいと思うならば、時にはこのバイアスを疑い、変化に対する心理的抵抗を意図的に下げることも必要です。私の場合、慣れないスマホも、戸惑いながら使い続けるうちに、徐々に操作に慣れ、気づけば色々な機能の恩恵を受けるようになりました。そして自分が主体的・能動的にスマホを「使いこなす」立場に変わり、今はどこへ行くにもないと困るものになりました。

では、介護リフトの場合はどうでしょうか?

使い続ける環境作りが必要

施設においてよく見られるのが、「せっかく導入したリフトが、宝の持ち腐れになっている」ケースです。介護リフトを使う前は人力で抱え上げる介助を行なっていて、それに慣れてしまっているため、リフトを使うことに消極的になってしまっているのです。まさに現状維持バイアスです。
「一度使ってみたけど難しかった」
「人力でやるより時間がかかった」
使用回数が少ないうちは、そういう感想を持つ方も少なくないと思います。
しかし、そういった目先の反応が、
「腰痛でやめていくスタッフが絶えない」
「人力で抱え上げる介助が利用者様に過度の緊張を強いて、拘縮が進行してしまう」
「移乗介助中、どうしても心の余裕を失ってしまう」
など、本来解決すべき課題を、未解決のまま放置してしまうのであれば問題です。
とはいえ現状維持バイアスを、現場の方々が自力で外すのは簡単なことではありません。だから施設経営層が「リフトを使いなさい」と指示を出すだけでは状況は変わらないのです。
そこで我々のような専門職が介入して心理的抵抗を下げ、成功体験の積み重ねをサポートしながら、介護リフトを使い続けられる環境を作ることが必要になります。 

そのためにはハード面・ソフト面共に環境整備をしていかなければなりません。
ここについては弊社がどのように定着支援に向けた環境作りをしているのかと併せてお伝えします。

前編は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
後編も引き続き読んでいただければと思います。

ノーリフティングケア
この記事を書いた人
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山下奨
元介護士。最初は「No!リフト」派だったのが、次第にリフトの魅力に引き込まれ、「リフトを世の中に広めたい」と一念発起し、営業職へと転職。
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