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福祉用具の展示会、見るとき何を考える?

こんにちは。トランスファーサポートチームの山田です。
私事で恐縮ですが昨年の終わりごろに結婚しまして、色々と大きな買い物の計画が必要な場面が出てきました。
一生に一度のあれこれを買うとなると、下調べをした後に実際に見て確かめて、と慎重になりますね。
購入の前に実際のモノが見られたり、試せたりする場は非常にありがたいと感じています。

福祉用具の展示会、出展者は何を考えている?

ところで、福祉用具についても全国各地でさまざまな展示会や体験会が催されています。
弊社からも、しばしばリフトを中心に機器のご協力をさせていただいております。

例えば、先日ホームページでもお知らせいたしましたが、去る2025年2月1日に世田谷区立保健医療福祉総合プラザにて、「福祉用具展示相談会」が開催されました。
世田谷区にお住いの在宅介助者の方々にお越しいただき、福祉用具を実際に見て・触って・体験していただく催しでした。

また、2月3日~5日には、東京ビッグサイトにて「CareTEX東京’25」が開かれました。
国内最大級のBtoB商談型展示会で、全国から社会福祉施設や福祉用具販売店のお客様がお見えになりました。
弊社も、関連会社である日本ケアリフトサービス株式会社のメンバーとして出展しました。

両展示会は、いわばそれぞれ「在宅介助者のお客様向け」と「施設職員のお客様向け」と言えます。
本記事では、それぞれのお客様に対して私たち販売店が、どんなことを考えながら福祉用具をご提案しているのかをお伝えします。
それをお伝えすることで、皆様が展示会等で福祉用具を見る際の考え方のヒントにしていただけるのでは……と思っております。

施設の場合:同じ用具でも、施設全体のサービス向上につながる考え方を

施設には複数のご利用者様がいらっしゃいますが、身体や認知の機能はさまざまです。
そこに福祉用具を導入していく場合、特定のご利用者様一人だけに向けた道具を導入するのはなかなか難しいと思います。
施設の備品として用具を導入する以上、より施設全体のサービス向上が図れる機器に投資価値は高まります。

とは言っても、一人一人のご利用者様のことを考えない、ということではありません。
50点平均で一部だけ100点を目指すのではなく、全体で80点、さらには90点を目指していくようなイメージでしょうか。

例えば、体重の重い特定のご利用者様の移乗をラクにするために、とリフトを導入される施設様があったとします。
それだけを目的に据えるならば、体重の軽いご利用者様は従来通り人力で移乗介助するのでしょうか。該当のご利用者様が退所された後、そのリフトは備品倉庫に眠ってしまうのでしょうか。
そんなもったいない話はないはずです。
ご利用者様の体重の重さにかかわらず、さらにはスタッフの腕力やスキルにも関わりなく、転倒や転落のリスクのない安全な移乗を可能にするのが介護リフトです。
そこに気づくと、身体が重い方以外にもリフトを活用しようとなり、施設全体の介護の質が上がっていきます。

つまり、同じ用具でも考え方を一つ変えるだけで、施設のサービスの一部ではなく全体を引き上げる活用ができるかもしれません。

在宅の場合:その方の願いを120%叶えたい!

施設とは対照的に在宅の介護現場では、ご利用者様は多くの場合特定の一人です。
福祉用具はその方の願いを叶える道具として、どれだけ個々別々の問題を解決できるか、という視点が発生するかと思います。
この辺りのお話は、弊社の福祉用具専門相談員がアップライドマガジン内で、さまざまな事例もご紹介しております。
是非コチラ↓もチェックしてみてください!

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また、福祉用具を活用していく中で、今まで見えてこなかった願いが顕在化してくることもあります。
例えば、奥様が一人で旦那様を移乗できるようにリフトを導入した、二人暮らしのご夫婦がいらっしゃいます。
その結果、今まで人力での移乗が申し訳なくて気軽に外出に誘えていなかった、という旦那様の想いが見えてきたとか。
このような隠れた願いをお客様から引き出すことは、私たちの重要なミッションだと感じています。
つまり在宅における福祉用具は、その方が100点と言わず120点を目指すためのツールと言えるかもしれません。

おわりに

以上のような福祉用具へのアプローチは、なかなかカタログを眺めるだけではイメージしづらいかと思います。
ですが展示会においては、実際の機器を見ながらブース内スタッフへお気軽にご相談いただけます。
もしご来場の際は是非、弊社ブースにお立ち寄りください!

介護用品
福祉用具
この記事を書いた人
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山田連
2022年3月にアップライドへ入社。新卒者のフレッシュさを武器に日々成長中!
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