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福祉先進国の用具から学ぶ! 移乗用ボード研修への意気込み

こんにちは。トランスファーサポートチームの山田です。

実は最近、福祉用具専門相談員の資格を取得しました。
というのもこの度、ライフサポートチームの業務にも兼務という形で携わらせていただくことになったからです。

私が所属してきたトランスファーサポートチームでは、多くは介護施設のお客様のお悩みに対して、ノーリフティングケアの考え方をもとに解決策をご提案します。
一方でライフサポートチームでは、介護保険制度のもとでケアマネージャーさんと協力しながら、在宅の利用者様の暮らしをサポートします。
取り扱う製品も、トランスファーサポートチームでは介護リフトが中心でしたが、ライフサポートチームはありとあらゆる福祉用具を扱います。

まだまだ未熟な身ですが、社内のベテラン諸賢のご協力を仰ぎながら、用具を通じてお客様にどんな価値をご提案できるのかを考える毎日です。

学びの機会は貴重……

考えてみれば当たり前なのですが、福祉用具専門相談員の資格を取った瞬間に用具や制度のことが理解できるわけではありません。

たとえば車の運転免許も、取得後1年間は初心者マークを付けて、おっかなびっくり運転しますよね。
ペーパードライバーにならないためには、その後も継続して実際の車に乗って、道路での運転経験を積むことが必要です。
福祉用具についても同様で、点検の際に実際に物を触ったり、展示会でメーカーの方にお話を伺ったりして、実際の利用シーンを想定しながら知見を高めることが重要なのだと思っています。

日常業務の中でもたくさんの学びの機会がありますが、体系的に知識や経験をインプットしたいとなると、そのようなチャンスはとても貴重です。

ところが来たる6月25日に、そんな貴重な機会をいただけることになりました。(執筆時は6月半ばです。
主催していただくのはラックヘルスケア株式会社(以下LAC)様。
LACさんは、北欧等の福祉用具の輸入・販売事業を通じて、医療・介護と健康を支えていらっしゃいます。
また、医療・介護施設や我々のような販売店に向けた研修にも、精力的に取り組んでいらっしゃいます。

今回はそんなLACさんに、日本ケアリフトサービスとその関連会社に向けて、移乗用ボードの研修をしていただけることになりました。
アップライドからは、私と山下の2名で参加させていただきます。

北欧の作業療法士さんから学ぶ

今回の研修では、福祉先進国である北欧から作業療法士の方をお招きし、実際の活用シーンだけでなく、移乗用ボードを通じて我々販売店がお客様にどのようなご提案ができるのかをご教示いただきます。

リハビリ職の方から福祉用具の活用についてお話しいただくことは非常に意義深いことだと感じています。
というのも、私たち販売店がご提案するような「福祉用具を使った負担のない自立支援の促進」を実際に現場で実践・検討されているのは、リハビリ職の方だからです。
特に私のような介護現場での実務経験が無い人間にとって、実践者の方のお話を伺う貴重な機会をいただけるのは本当にありがたいです。

また移乗用ボードは、是非介護リフトとセットでお客様に考えていただきたい用具の1つでもあります。
持ち上げない・引きずらないケアを実現するツールとして、利用者様のADLや現場の環境に合わせて、私自身が最適な物を選定・ご提案できるように勉強させていただきます。

次回のアップライドマガジンでは、研修に参加した後の山下が記事をしたためる予定です。
是非お楽しみに!

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この記事を書いた人
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山田連
2022年3月にアップライドへ入社。新卒者のフレッシュさを武器に日々成長中!
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