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<活動レポート>『UPRIDE STUDIO』で福祉機器を活用した介護を検討・体験!

みなさん、こんにちは。
トランスファーサポートチームの山下です。
あっという間に8月も終わり、9月になりました。
今年も暑かったですね。毎年、「過去最高の平均気温」や「観測史上最も暑い」というフレーズを聞くのですが、このままいったら未来の夏はどうなってしまうのでしょうか。

さて今回は、去る7月に「UPRIDE STUDIO」で行われた活動レポートをお伝えしたいと思います。
「UPRIDE STUDIO」についての説明や開設に込めた想いは、以前弊社代表の宇吹が作成しました記事を読んでいただければと思います。
『未来につながるケアの「体験・納得・発信」を “UPRIDE STUDIO” で』

 

福祉用具を活用した介助について、異業種同志の知見交換へ

梅雨が明けた7月中旬、弊社主催で「UPRIDE STUDIO」にて介護リフトを中心とした福祉用具を活用した介助方法の検討・体験を行いました。
今回の検討会では、弊社が販売代理店を務める「日本ケアリフトサービス株式会社」を始め、「高齢者生活福祉研究所」、オムツメーカーの「ユニ・チャーム株式会社」、介護ベッドメーカーの「パラマウントベッド株式会社」、介護老人福祉施設「うきま幸朋苑」と様々な分野から介護業界に携わっている豪華な顔ぶれが弊社に集結しました。

 

「排泄介助」ひとつでも多くの気付きや学びが生まれた!

今回は「排泄介助」をテーマに介護リフトを活用した介助方法を検討・体験しましたが、改めて介護の奥深さを感じました。
排泄介助ひとつとっても、それぞれの置かれている立場ごとに、視点やアプローチは少しずつ異なります。たとえばオムツメーカーの方々は、少しでも介助者・ご利用者ともに負担や不快が少なくなるようなオムツの構造や機能を考えていらっしゃいます。そして実際に介助を行う方は、排泄後の着衣介助がスムーズなように、あらかじめ考えてひと手間加えた動きをしていらっしゃいます。
福祉用具を製造するメーカーの考え方、実際の介護施設での使い方等、お互いの知識や技術を共有したことで、新たな発見や気付きに繋がる良い機会でした。
普段、私が担当している施設でも排泄介助における介護リフトやスリングシートの使用方法はお伝えしています。しかし、今回を通じて、ただ使い方を伝えるのではなく、関連する福祉用具と併せた活用方法や気にかけるポイントも伝えていく必要があるのだなと改めて感じました。

 

体験することも学びになる!

福祉用具を取り扱うメーカーや施設で働く介護スタッフは、介助の方法を「知っている」方は多くいらっしゃるかと思います。ですが、実際に介助を「受けたことがある」という方はあまり多くはいらっしゃらないのではないでしょうか。
介護リフトをはじめ、様々な福祉用具の操作や介助方法を知るだけでなく、介助を受ける側の体験をすることで、ご利用者がどのような感覚になるのか等を知ることに繋がり、より良い福祉用具の活用に繋がるのではないかと私は思います。

 

私たちの想いを体験しに、「UPRIDE STUDIO」まで足を運んでみては?

「UPRIDE STUDIO」では、移乗・移動に関する福祉用具の展示だけでなく、それぞれの福祉用具を活用した介助の体験や確認が行えます。
また、体験していただくだけでなく、福祉用具を活用していくことで、どのような効果や未来への変化があるのか、ご説明もさせていただきます。
移乗や移動についてのご相談やお悩みがありましたら、「UPRIDE STUDIO」を通じて、介助者・ご利用者共に快適な移乗・移動の環境・姿勢づくりのお手伝いをさせていただければと思いますので、ご気軽にお問い合わせください。

 

今年もブースに立ちます!「国際福祉機器展 2024(H.C.R.2024)」

最後にお知らせです。
10月2日(水)~4日(金)に東京国際展示場(東京ビッグサイト)東展示ホールで開催されます「国際福祉機器展 2024(H.C.R.2024)」に、弊社が販売代理店を務める日本ケアリフトサービス株式会社が出展します。
毎年のご案内になりますが、今年もブースに弊社スタッフが立ちますので、ご来場した際には是非日本ケアリフトサービス株式会社のブースにお立ち寄りください。
小間番号は「東5ホール 5-09-09」です。
弊社ならびに日本ケアリフトサービス株式会社の福祉用具に捧げる想いを体感して頂ければと思います。

ノーリフティングケア
この記事を書いた人 山下奨
アバター画像
元介護士。最初は「No!リフト」派だったのが、次第にリフトの魅力に引き込まれ、「リフトを世の中に広めたい」と一念発起し、営業職へと転職。
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