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新入社員のごあいさつ ~一ヶ月間のアップライド体験記~
2022.5.31

こんにちは。トランスファーサポートチームの、山田連と申します。2022年3月に、アップライドへ新卒で入社いたしました。

さて、この度は僭越ながら本稿にて、ご挨拶を兼ねた自己紹介をさせて頂ける機会を賜りました。学生に産毛がうっすら生えた程度の私が、このような場で何かを発信させていただけることに大変恐縮しております!

とはいえ、いわゆる真っさらな「新入社員」には福祉用具や介護リフトがどのように見えるのか、ということは、今の私にしか発信できない事だと思っております。 そこで皆様には、数か月前までリフトの「リ」の字も知らなかった私による、ノーリフティングケア推進の最前線の体験記をお届けいたします。温かい目をもって楽しんでいただければ幸いです。

見通しのなかった学生時代。アップライドに出会うまで

まず、私の来歴を簡単にご紹介させてください。

学生の頃の私は、リフトどころか介護・福祉の世界になんのご縁もありませんでした。大学では社会学科の民俗学系のゼミに所属し、沖縄での戦争体験の語り継ぎについて研究していました。また、ブラジル音楽のサークルに所属し、年に一度浅草で開催される、サンバのカーニバルに出場していました。サークルに少々のめり込み過ぎたきらいはあったものの、一生の趣味になりうる音楽やお酒を楽しむための素地を作るよい機会でした。友人にも恵まれて有意義な数年間でしたが、総じて一般的な学生生活を送っていたと思います。

将来についてのビジョンも見通せずに学生生活を過ごした私もやがて、就職活動を始めたことで、自分がどんな仕事をしたいのかを考える必要が出てきました。私が従事したい仕事とはどんなものなのか、就活当時の拙いメモによれば、大きく分けて3つ挙げられました。

①日常生活そのものに関わる仕事

②毎日の生活の価値を引き上げる仕事

③お客様との一対一の信頼関係を築ける仕事

そんな折、所属していたサークルの先輩が福祉用具貸与の事業所に勤めており、その方にアップライドを紹介していただきました。アップライドのブランドコンセプトである、「未来につながるケアと暮らしをお仕立て」するという理念や、40年の歴史に基づくお客様との信頼関係は、先程挙げた私のしたいことにピッタリ嵌りました。そこで早速、宇吹代表にメールをお送りし、面接を受けさせていただいた次第です。

お客様にお会いして実感し始めたこと、覚えておきたいこと

幸いなことに入社が叶った私は今、弊社の擁するノーリフティングケアのプロフェッショナルに同行し、勉強させていただいております。リフトをはじめとする弊社のご提案が、お客様を笑顔にする瞬間を間近で拝見しています。

その中でも、特に印象的で忘れられないものがあります。

私にとって初めてのリフトの納品で、とあるお客様のお宅へ伺った時のことです。そのお宅では、障害をお持ちのお子様を介助するにあたり、リフトを試しに使ってみたいとお考えの様子でした。

抱え上げる介助に比べて介助者の方の腰に負担がかかりにくく、毎日の介助がラクになること。お子様が大きくなられても、安心で安全な介助を実現できること。お子様と目を合わせて、話しかけながら移乗ができること。こうした弊社社員のご説明を熱心に聞いてくださるお客様の目が、期待にキラキラ輝いていくのを目の前で見ました。また、実際にリフトを試用して頂いた際に、スリングシートに包まれたお子様のお顔を、ご両親が笑顔で覗き込んでおられました。

この時私は、「未来につながるケアと暮らしをお仕立て」するということは、まさにこの日起きたことなのだと実感しました。ついては、リフトという手段を通じて、お客様の暮らしをよりよいものにするご提案をさせて頂くことが、私のいずれ為すべき仕事なのだと思いました。あるいはこの日に生れた気持ちは、私が今後仕事をさせていただく上で、やりがいの根源として大事に覚えておくべきものだとも思いました。

拙い文章で恐縮ですが、以上が私の約一ヶ月間のアップライド体験記になります。私も一刻も早く自身の手で、リフトを通じてお客様によりよい未来をお届けできるよう、精進して参ります。今後ともよろしくお願い申し上げます!

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この記事を書いた人 山田連
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2022年3月にアップライドへ入社。新卒者のフレッシュさを武器に日々成長中!
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