×

UPRIDE MAGAZINE
アップライドマガジン

マガジン一覧  /  ノーリフティングケア入門  / 
ここで差がつく!納得のいくリフト設置は「現地調査」から。
2022.5.11

こんにちは。アップライドの朝日です。

アップライドが力を入れているソエルシリーズの天井走行リフトCX。この天井走行リフトを皆さまに使って頂くためには「現地調査」という工程が必要になります。なぜかというと、使い勝手が良くなるように設置するお部屋に合わせたサイズに合わせて製作するからです。オーダーメイド式リフトと言っても良いかもしれません。この現地調査から設置のプランニング~製品加工に至るまで、ワンストップで行えるのがアップライドの強み。今回は、リフト設置に欠かせない「現地調査」についてお伝えしたいと思います。

オーダーメイドの仕立て屋のようなこだわりを、リフト設置にも。

オーダーメイドの洋服を作る時には、その洋服を着るシーンを想定して生地を選んだり、身体のサイズを細かく採寸しますよね。それと同じように、リフトを利用する目的や設置するお部屋の寸法と構造を調べるのが「現地調査」。皆さまが使いやすい天井走行リフトを製作するために欠かせない重要な工程です。まずは私たちがご施設へ天井走行リフト設置するまでにどんな流れで仕事をしているかを簡単にご紹介します。

① お客様が困っている課題の把握
② ①の課題を解決するためのリフトのご提案やリフトのお試し導入
③ リフトの設置場所の現地調査
④ 図面作成
⑤ 見積作成
⑥ ご発注後に部材の調達
⑦ 製作・工程調整
⑧ 納品、設置

おおまかな流れですが、現地調査は③の業務になります。天井走行リフトはそのご施設の環境に合わせて製作するので、使い勝手は介護用リフトの中で最も操作が楽に行えます。しかし、きちんと設置をするためには現地調査を行い数ミリ単位でお部屋の寸法を測ったり、壁や天井の構造を調べる必要があります。そして結果を基に設計士が図面を作成し、施工担当者がリフトのレールを加工していきます。当社では、①~③、⑤、⑧ を営業が担当し、その他は社内の二級建築士や調達担当者、施工担当者と協力しながら行います。

現地調査が正しくできなかったら、どうなる?

この現地調査が正しくできていなかった時、どうなってしまうのか?ご想像のとおり、設計担当、調達担当、施工担当者が苦労して製作したリフトが納品当日、うまく納まらない!!という恐ろしい事態が起こります。 この現地調査ミスによって起こる被害の恐ろしさを当社の営業スタッフはよーーーく理解しているため、現地調査に設計担当の建築士や施工担当者を同席させてダブルチェックを行うことが多々あります。今後、皆さまのご施設へリフトの現地調査に当社の営業が1名だけで伺った際は、いかなる失敗も責任をとる覚悟で訪問しておりますので、緊張しないようにそっとしてあげてください(笑)。……というのは冗談で、実は、弊社のように、現地調査から設置のプランニング~製品加工まで一社ワンストップで行えるところは少ないのです。この下準備に営業担当、設計担当、調達担当、施工担当というメンバーがチームで取り組むことで、使いやすく満足度の高いリフト導入につながっていると自負しています。

現地調査には介護に関する知識と建築施工に関する知識の両方が必要!

さて、実際の現地調査の内容ですが、リフトの設置方法によって調べる項目も変わります。設置方法は2パターンあり、建物の壁や天井に固定する方法と、お部屋の中で組み立てて据え置く方法の2通りです。
最初の基本は設置するお部屋の寸法を正しく図ることです。ここでのポイントは、お部屋の寸法とお部屋の中の突起物を全てチェックすること。もっと細かいことを言えば、メジャーをまっすぐあてる!!という基本中の基本もありますが、そこは置いておいて。例えばエアコンやカーテンレール、照明、スプリンクラー、ドア、柱などなどお部屋の中にはたくさん飛び出している物があります。お部屋の寸法だけ計測して、いざリフトを設置すると「ドアがリフトのレールに当たって開かない!」とか「リフトが照明に当たる!」なんてことが良く起こります。また、リフトを使って何に移乗するのかも重要です。例えば照明を避けるためにリフトの高さを低く設定した結果、ストレッチャーのような高いところへ移乗することが出来なくなることもあります。正しく寸法を測るのも大切ですが、何を目的として利用するのかを想定しながら計測していきます。

据置式のリフトを設置する場合は、おおむね室内の計測のみで製作ができますが、壁や天井に固定する場合、さらに調査する項目が増えます。レールを固定する箇所の強度の調査です。レールを固定する壁や天井がただのベニヤ板だったらすぐに落ちてしまいますよね。例えば天井に固定する場合は、天井裏に潜り、建物の躯体の状況や、リフトの支柱を固定する場所に配管などの干渉物が無いか。加えて天井裏にボルトを打ち込むための作業スペースがあるか等々、天井裏を見ながらたくさんのチェックを行います。ここまでの内容になると、介護の知識というよりも建築の知識が必要となります。そのため当社では女性の建築士が大活躍をしております。営業スタッフと建築士が現地調査をしっかり行った結果を基に、次は製作担当者がさらに細かな部品図を作成、壁や天井に固定するビスの種類などを検討していきます。こうして営業スタッフの介護に関する知識と技術スタッフの施工に関する知識の両方がきちんと交わって、天井走行リフトの設置が成り立っています。

今回のテーマはちょっとマニアックだったかもしれませんが、アップライドでは天井走行リフトのプランニングから設計施工まで一貫して自社で行っており、そこが少しだけ自慢できるポイントなのでお伝えさせて頂きました。介護に係る職場環境をもっと喜びのある環境に変えるために私たちはこれからも努力していきます。

関連タグ
M.I.S
サブスク
ソエル
ノーリフティングケア
介護リフト
介護保険制度
介護用品
福祉用具
移乗・移動
この記事を書いた人 朝日 信一郎
介護リフトの可能性に魅せられ10数年。スタッフのコーチングから現場仕事まで日々奔走中。シャイですが情熱は人一倍。
Social Share Buttons and Icons powered by Ultimatelysocial
TOP