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UPRIDE MAGAZINE
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後篇-「オオタ商会」から「アップライド」へ。リブランディングの舞台裏
2021.4.03

こんにちは、アップライドマガジン編集部の石塚晃子です。中篇の舞台裏はブランドコンセプトからロゴが決まるまでをご紹介いたしました。今回はホームページ作成までをご紹介いたします。

デザイン一新!ホームページ

8月、この夏は猛暑+マスクと例年以上の暑さ。ハンディ型の小型扇風機&マイボトルが大活躍した夏でした。その月の定例ミーテイングでは、ロコールジャパン様からWebサイト方向性提案(デザインカンプ)がありました。デザインカンプは今までのホームページから想像できない白を基調としたスタイリッシュなデザイン、メンバーの第一声は「かっこいい!」でした。しかし限られた撮影場所や商品でどこまでカンプデザインに近づける事はできるか……不安の声があがりました。私自身、真っ先に頭に浮かんだのは、「オフィス風景の撮影までに、落合の雑然とした事務所内の荷物や書類をどのように片づけるか、一人で作業して何日必要か……」という片付けのことです。そしてロコールジャパン様からも「撮影のお願いごと」として事務所内の整理整頓は必須条件として頂きました。笑顔で「はい」と答えながらも、内心「マジですか」と絶叫していました。(笑)

また、ロコールジャパン様からは次のような撮影オーダーを頂きました。
※社長・会長・役員の方宣材写真は、午前中早めに撮りたい。(男性は、髭の問題などがあるからだそうです。意外な盲点ですよね!)
※服装・髪型の指定、ご相談(服装も男女ともにトップスはシャツ、色の指定もあり普段シャツを着ない私は指定のシャツと色があるかクローセットを探しました!)
※コーディネーター役を1名ご用意お願いします。
※撮影場所の決定は、現場でアドリブ。

快晴の撮影日

9月に入ると、スカイプを介した撮影打ち合わせのメッセージやりとりが頻繁に飛び交うようになり、怒涛の撮影進行表ができていきます。撮影本番は、いくつかの候補日の中から、事前まで天気予報を気にしながら9月29日(火)に決定しました。分刻みのタイムスケジュール・写真撮影と取材、限られた撮影場所、スタッフの人数、撮影に使う装飾品、本当に1日で終わるのか・・私の頭はパンク寸前で当日を迎えました。当日の私の役割は、落合事務所でクイール松本様の取材コーディネーター役として撮影が終了した社員へのインタビューとアドリブで決まった撮影現場の整理・整頓などでした。

当日の朝、大阪からロコールジャパン島様、カメラマン山本様、クイール松本様が新幹線で東京に到着すると、まずは柴又で会長の取材・撮影からスタートし、その後に金町、午後は落合で撮影。落合事務所でスタンバイしていた私は、午後からようやく撮影隊に合流でき、島様、松本様とご挨拶。4月以来、オンラインでは何度もお会いしてきましたが、リアルで対面するのはこれが初めてです。私自身はやっとお会いできました!と感動の対面でした(笑)。

いよいよ落合の撮影がスタート、事前に撮影協力をお願いしていた社員の皆さん総動員でロコールジャパン様作成の撮影進行表に合わせ撮影スタート、最初は和やかに集合写真の撮影からスタートしましたが、進むにつれて現場のアドリブで撮影場所シーンが多くなりバタバタし始めました。私は撮影進行表と赤ペンを手に、写真の撮り忘れがないか随時チェック、撮影の合間に松本様の社員インタビューを進めていただくなど現場の割り振りをしていきます。限られた時間の中、刻々とタイムリミットが近づきはじめ撮影現場は張り詰めた空気が流れはじめましたが、社内では社長・撮影現場全体は島様が監督して下さり19時過ぎには無事撮影終了、山下が品川駅まで皆さんを車でお送り、残った私達は手を振って皆さんの乗った車を見送りました。

撮影がおわり・・・

1日で撮影した写真は420枚、その中から厳選しアップライド株式会社のホームページが出来上がりました。

初めてホームページを観たとき、ブランディングメンバーに立候補してよかった、初めて尽くしで大変だったが会社に大きな貢献ができたという達成感と喜びの気持ちが込みあげてきました。

ホームページ撮影は全社員のみなさんに協力いただきました。事前にスケジュール調整し撮影時間前に外出先から帰社して参加してくださった方、自分の業務をとめて撮影に協力してくださった方、すべての社員のみなさんに感謝しています。

また、新しくなったホームページを介護職員の知人に紹介し観てもらいました。感想は「本当に福祉用具の会社?白と紺を基調としておしゃれだね!」「特によかったのは事業内容、ご利用の流れ、自分の施設でリフトを導入するときを考えると作業の様子や担当してくれる人の顔が見えて安心感がある」との感想をいただきました。(山下が営業に行きます!と宣伝しました)

今回のリブランディング舞台裏はこれで終了となりますが、ブランディングはまだまだ続いています。いづれ第2弾をご紹介できればと思っております。

 

 

 

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この記事を書いた人 石塚晃子
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知人が運営するデイサービスで事務や見守りなどボランティアとしてお手伝いしていた事がきっかけで2019年11月、有限会社オオタ商会へ転職。プライベートは愛犬(キャバリア オス)のおやつを手作りしてあげる程溺愛しています。
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