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社名変更ドタバタ顛末記
2021.2.27

代表の宇吹博志です。

弊社は、2021年1月15日に、これまで馴染んできた社名「有限会社オオタ商会」を卒業し、ブランド名「アップライド」をそのまま社名「アップライド株式会社」とする社名変更を行いました。この号では、経営側からみた社名変更の始まりから社名変更当日までをお話ししたいと思います。

 取締役会でブランディング活動の報告、承認

2019年から2020年、弊社は伸び悩んでいました。「オオタ商会というとリフトの老舗」をご承知いただいている方は徐々に少なくなり、社名から「ノーリフティングケア」が想像しづらく、弊社の特長をなかなか表現出来ていない状況でした。そこで、私は2020年5月の取締役会において弊社のブランディング活動を説明し、会社のイメージを「ノーリフティング」と「ケアの仕立て屋」にしたいと訴えました。

(ブランドコンセプトやネーミング決定までのいきさつは、スタッフ石塚のこちらの記事をどうぞ。)

転機になったのは7月の取締役会です。それまでは漫然と社名変更も視野に入れたいと思っておりましたが、この取締役会ではあくまでブランド名をUPRIDE(アップライド)としロゴの確定を行うという承認を得るつもりでした。でも、そこで創業者の太田会長が発したのが「で、社名変更はいつ行うんだ?」のひと言。私が社名変更も行いたいことをすっかり見破られていて、太田会長は「やればいいよ!」と背中を押してくださいました。ご自身で創業した会社で、お名前を冠している社名を変更してよいとした太田会長のお気持ちに感謝の気持ちでいっぱいでした。この太田会長の一歩先を見たご示唆と温かい声援で、ブランディング活動は会社名の変更まで踏み込むことに舵を切りました。

社員みんなで社名変更!

社名変更を行うと決めて行ったのは、まずは社員の皆様への説明と理解・納得を得ることです。「当社は、今、変わらなくてはいけない」、「会社名の変更は、最大のブランディング活動である」、「変わるためには皆で進めていく必要がある」、会議の都度に説明と協力を求めていきました。そして、社名変更に必要な業務を洗い出しました。私は日頃から会社の運営は、トップダウン型ではなくチームで動かすものと思っていますので、この社名変更も社員みんなで取り組むことを心掛けていきました。社名を変えることによる業務内容をリストアップしてみると、40項目以上となり、どれをとっても大事なものばかりです。

列記してみますと、①ブランド名(社名)の検討・決定、ロゴ・ロゴレギュレーションの決定、②取締役会・株主総会での決議、③定款の変更、登記、登記簿謄本・印鑑証明の入手、④ブランドメッセージや経理理念の決定、⑤社外への方々への告知として、挨拶状や年賀状の配布先の作成・文面作成・印刷・送付、電話に出る際のトークスクリプトの作成、新社名入りのノベルティグッズの選定・手配、⑥実印・銀行印等の作成、⑦領収書・名刺・封筒・会社案内の作成、見積書・納品書・請求書のフォーム変更、⑧社員証の作成、⑨ホームページのリニューアル、新メールアドレスの設定、⑩本社・事業所・ワークショップの表示変更やサインスタンドの作成、⑪許認可の変更、⑫税務署・年金事務所・労基署・ハローワークへの届出、金融機関や保険会社等への届出、⑬仕入先等への届出、登録変更などです。

これらを弁護士や税理士、社会保険労務士の顧問の先生方のご指導をいただきながら、特に各種ツールやホームページの制作を担当していただいたロコールジャパンさんとは連日10往復を越すメッセージが飛び交い、決定・手配、決定・手配の繰り返しでした。印象に残っているものの一つとして、実印・銀行印等を作成してくださった日本橋老舗の印鑑屋さんです。機械彫りよりも細い線を彫り、捺印する度に美しさを感じる印鑑が出来上がりました。まさに職人技です。

社名変更にかけた思い、そして、これから

社名変更はブランディング活動のゴールではなく、スタートに過ぎないと思っています。弊社の行っている事業を多くの方々に発信し、弊社のイメージが変わったことを実感していただき、お客様との継続した関係づくりができ、そして、何よりも社員の皆さまの意識が変わり社名に相応しい業務を行っていただくことを期待しています。

1月15日の社名変更の当日には、社員全員が参加する会議を「UPRIDEキックオフ」として、私と朝日取締役で会社が今後取り組む内容を説明いたしました。主なこととして、「顧客へ提供する価値の向上」、「顧客との継続的な関係づくり」、「会社としてのチャレンジ」です。これが実現し始めた時には、このアップライドマガジンでご紹介していきたいと思っております。会社名を差し替えただけにならないよう、いつでも「未来につながるケアと暮らしをお仕立て。」を提供できている会社になるよう、社員一同で取り組んでいきたいと思います。

追伸です。

この原稿を書いている前日(2月21日)に、趣味のサックス演奏の発表会がありました。コロナ禍の時期なので、出演者以外は会場に入ることが出来ないかわりにZoom配信するといったものでした。仕事以上に緊張しました(笑)。

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ノーリフティングケア
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福祉用具
この記事を書いた人 宇吹博志
宇吹博志
2019 年3 月に医療介護ベッドのメーカーを退職し、同年4 月に当社の代表取締役となる。前職中から新規事業の立ち上げの縁が多く、Cool and Soul、冷静に事業計画を作りつつ、一方では熱き思いをもつことがモットー。「50 の手習い」で始めたアルトサックスの演奏が上達せず、悩みの種。
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