こんにちは。トランスファーサポートチームの山田です。
今冬は全国的に大規模な寒波が観測されました。
私がこの記事を執筆している時点でも、立春とは名ばかりの寒さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私がアップライドに入社したのも、昨年(2022年)のそんな気候の頃でした。
入社面談の前の身体の震えが、寒さからなのか緊張からなのかわからず(おそらく両方でしたが)、苦笑したことを覚えています。
そこで今回の記事では、入社後ほぼ一年が経過した私が、アップライドで働いて感じたことを書かせていただきたいと思います。
特に、今年まさに新入社員として一歩を踏み出そうとしている皆様には、1年だけ先輩の私のドタバタ体験記をお楽しみいただけたら嬉しいです。
それ以外の皆様は、どうか温かい目でお見守りください。
期待も不安もぼんやりしていた入社時
まず入社当時のことを思い返してみると、漠然とした理想と不安を抱えて過ごしていたな、と思います。
社会人として、社会に何かしらの形で貢献したい。お客様の生活の価値を引き上げるような仕事をしたい。そんなぼんやりした理想がありつつも、そのために何をすればいいかもよくわからない状態です。
新入社員の皆様の中にも、エントリーシートに描いた仕事像をどう具体化するか、不安に感じている方は多いのではないでしょうか。
※私の当時の呻きが垣間見える、『新入社員のごあいさつ~一カ月間のアップライド体験記~』も是非併せてご覧ください。
1年経って、その不安が綺麗さっぱりなくなったか?と言われますと、全くそんなことはありません。
ですが、幾つかの気付きがあったことも確かで、それを大きく2つに分けて書きたいと思います。
学びを広げ続けていくこと
先述の不安の大きな1要素として、「知らないことが多すぎる」ということがあると思います。
ビジネスマナーや製品・業界の知識、関連する社会情勢、知るべきことは沢山ありますが、どれもイチから勉強しなくてはなりません。
さらに、それらは「ココまで勉強すれば終わり」なんてことはありませんから、今後も一生かけて勉強し続けるものだと思っています。
幸い、私は道を示してくださる先輩方に恵まれ、日々色々なことをご指導いただいています。営業車の中や会議の合間の雑談にも、先輩方の経験・知識を知る機会が溢れています。
「新卒の強みはがむしゃらに何でも吸収できること」として、知らないことを恐れずに、毎日の出来事から学びを掬い上げていきたいと思っています。
あるいは、わかりやすい勉強の形として資格の取得が挙げられると思います。
いわゆる就職前あるあるだと思うのですが、私も多分に漏れず、何か業界に関わる資格を取ったほうがいいんじゃないか?と悩みました。
結果的には、私が福祉用具に関わる資格を取得したのは入社後でした。
その際、上長にどのような資格をもとに専門性を発揮するべきかをアセスメントしていただき、リフトインストラクターという資格を取得しました。
このように、がむしゃらな学びと並行して、自分以外の誰かに適切な軌道修正をしていただくことも重要だと感じています。
※福祉用具に関わる資格については、以下の栗原の記事が詳しいため、よろしければこちらもご覧ください。
【マニアックが語る】福祉用具に関わる資格のアレコレ!【前編】 【後編】
頭でっかちにならないこと、1人の人として誠実であること
そんなこんなで日々学ぶことは尽きないのですが、同時に頭でっかちにならないようにありたい、とも思っております。
リフトのスペックを事細かに覚えて端から端まで解説しても、お客様の困りごとに機器がマッチしなくては意味がありません。
「モノ売り」ではなく「コト売り」という言葉がありますが、なるほどどうして、先人方の言葉は的確だと感じます。
お客様にとって、私たちが知識を備えているのは当たり前で、それをどのようにお客様の課題解決に繋げられるかが大切だと思っております。
課題解決のためには、小手先の知識や技術ではなく、私とお客様とで、どっしり腰を据えてお話しさせて頂くことが必要です。
今の私がそのためにできることといえば、1人の人間としてお客様に誠心誠意向き合わせて頂くことしかありません。
結論として、私が入社後の1年で得た「漠然とした不安」への解答をまとめますと、
「一方ではがむしゃらに勉強して、もう一方ではお客様と真摯に向き合う」
ということになります。
なんとも抽象的ではありますが、少しずつ自分の出来ることを増やして、自分の答えをより具体的にしていきたいと思います。
至らない身ですが、今後ともよろしくお願い致します!