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【元介護士が伝えます!】アップライドが考える!「介護リフトの定着支援」とは? 前編

#132・介護現場の未来づくり・2026.07.02

山下奨

みなさん、こんにちは。 トランスファーサポートチームの山下です。 久しぶりのアップライドマガジンへの出番となりました。 最後に投稿したのが、去年の9月だったので…約9か月ぶりとなります。 ついこの前まで、桜が咲いて心地良い季節になったかと思えば、GWを過ぎたあたりから急に気温が上がり、9か月前に戻ったのではないかと感じてしまうような気候ですね。 私が2020年4月にアップライド株式会社(当時はオオタ商会)に入社してから、気付けば丸6年働き、今年で7年目となりました。 月日が経つのは早いですね… 様々な経験をさせていただき、入社当時から比べると心も身体も一回り以上大きくなれたかと思います。 さて、今回は介護リフト含めた福祉用具において弊社が大切にしていること、お客様に心がけていることについて、私の今までの体験も含め、お伝えさせていただきます。 今回のアップライドマガジンは前編と後編に分けて書かせていただきます。 後編も含め、最後まで読んでいただけると幸いです。 福祉用具の活用には「定着支援」が欠かせない 弊社が福祉用具を使われる皆様に向き合う時に、最も大切にしていること。 それは 『福祉用具を「買っていただく」「使っていただく」だけでなく、「使い続けていただく」よう支援していく』 ことです。 つまり、 「福祉用具の定着支援」 となります。 では、弊社がどのように定着支援を行っているのか、私が主に取り扱っている製品である介護リフトを例に挙げてご紹介します。 そもそも「定着支援」とは? 前編では福祉用具において「定着支援」がなぜ重要なのか、お話します。 福祉用具における「定着支援」とは、 『導入した福祉用具を一時的に使うだけではなく、職場やご利用者様の生活の中で、継続的・効果的に活用できるよう支援をすること』 です。 ここで、大切なのが 「導入して終わり」 にしないことです。 介護に関わる皆様の生活を守るための福祉用具 介護リフトを導入する目的として、 「介護スタッフの腰痛予防」 が多く聞かれます。 また、介護リフトを導入して得られるメリットとして、 「移乗における介護負担の軽減」 「介護スタッフ・ご利用者様双方にとって、安心・安全な移乗介助」 等が挙げられます。 そのため、介護リフトを導入することは「労働環境の改善」や「介護の質の向上」に繋がり、結果として介護に関わる皆様の生活を守ることに繋がります。 ですが、介護リフトを導入することで上記のような成果を得ることができるのでしょうか? 使い続けることで成果(効果)は実感できる 介護リフトを含めた福祉用具に限らず、新しいことを始めた時にすぐに成果や効果を実感することは難しいかと思います。 よく私が使う例ですが、今は当たり前のように皆様が使っていて、生活に欠かせなくなったスマートフォン。 使い始めた当初はどうでしたか? 私も最初は、それまでの携帯電話と違ってボタンがないことで操作に慣れず、正直「使いづらいな」と感じていました。今にして思えば、それは単なる「慣れ」の問題でした。 私たちの脳には、普段慣れているものや安心なもの、無難な選択を無意識に選んでしまう「現状維持バイアス」という一種の偏りがあるそうです。これは、脳が余計なエネルギーを消費するのを避けようとする自然な反応です。 しかし生活や業務を改善したいと思うならば、時にはこのバイアスを疑い、変化に対する心理的抵抗を意図的に下げることも必要です。私の場合、慣れないスマホも、戸惑いながら使い続けるうちに、徐々に操作に慣れ、気づけば色々な機能の恩恵を受けるようになりました。そして自分が主体的・能動的にスマホを「使いこなす」立場に変わり、今はどこへ行くにもないと困るものになりました。 では、介護リフトの場合はどうでしょうか? 使い続ける環境作りが必要 施設においてよく見られるのが、「せっかく導入したリフトが、宝の持ち腐れになっている」ケースです。介護リフトを使う前は人力で抱え上げる介助を行なっていて、それに慣れてしまっているため、リフトを使うことに消極的になってしまっているのです。まさに現状維持バイアスです。 「一度使ってみたけど難しかった」 「人力でやるより時間がかかった」 使用回数が少ないうちは、そういう感想を持つ方も少なくないと思います。 しかし、そういった目先の反応が、 「腰痛でやめていくスタッフが絶えない」 「人力で抱え上げる介助が利用者様に過度の緊張を強いて、拘縮が進行してしまう」 「移乗介助中、どうしても心の余裕を失ってしまう」 など、本来解決すべき課題を、未解決のまま放置してしまうのであれば問題です。 とはいえ現状維持バイアスを、現場の方々が自力で外すのは簡単なことではありません。だから施設経営層が「リフトを使いなさい」と指示を出すだけでは状況は変わらないのです。 そこで我々のような専門職が介入して心理的抵抗を下げ、成功体験の積み重ねをサポートしながら、介護リフトを使い続けられる環境を作ることが必要になります。  そのためにはハード面・ソフト面共に環境整備をしていかなければなりません。 ここについては弊社がどのように定着支援に向けた環境作りをしているのかと併せてお伝えします。 前編は以上となります。 最後まで読んでいただきありがとうございました。 後編も引き続き読んでいただければと思います。

アップライド株式会社「設立40周年」を迎えました!

#131・社長コラム・2026.04.27

宇吹博志

皆さま、こんにちは。 代表の宇吹博志です。 2026年4月11日、弊社は設立40周年を迎えました。 40年という節目を迎えることができましたのは、お客様のご支援はもちろんのこと、日々現場で力を尽くしてくれている社員一人ひとりの努力の積み重ねがあってこそと思い、当日は社員とご家族の労に感謝することを願って、この節目にあたり「感謝の宴」を開催いたしました。 当日は、現職の社員やご家族をはじめ、創業者、そして長年にわたり弊社と深いご縁をいただいている皆様にご参加いただき、和やかな雰囲気の中でひとときを共にいたしました。 (司会は社員の山田 連。社員紹介では暴露も交え、絶妙の進行でした。) 創業当時のエピソードやこれまでの歩みを振り返る場面では、改めて40年という年月の重みを実感するとともに、多くの方々に支えられて今日があることを強く感じる機会となりました。 また、挨拶の中では、弊社が大切にしてきた想いや、これからの方向性についても共有させていただきました。 特に「ノーリフティング」の考え方に象徴されるように、現場に寄り添い、価値を提供し続ける姿勢を、今後も変わらず大切にしてまいります。 当日は終始、笑顔と温かな会話に包まれ、立場を超えて交流が深まる、非常に意義深い時間となりました。 改めまして、ご参加いただいた皆様、そしてこれまで弊社を支えてくださったすべての方々に、心より御礼申し上げます。 そして何より、日頃より弊社の仕事をご評価いただき、ご縁をいただいているお客様の存在が、私たちの活動の原動力であることを、あらためて実感しております。 40年はひとつの節目ではありますが、決してゴールではありません。 これからも皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、より一層価値あるサービス・製品の提供に努めてまいります。 今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 (創業者 太田恵久会長の挨拶。御年85歳、まわりを笑顔にした語りで、さすがでした。) (弊社関連会社、日本ケアリフトサービスの髙橋恒治代表による締めのご挨拶をいただきました。身が引き締まる思いでした。) カバー画像は、ノーリフティングケアへの思いを愉快に楽しく語る弊社取締役の朝日信一郎です。

会社設立40周年記念|オオタ商会時代からの20年選手が語る「過去・現在・未来」

#130・対談・インタビュー・2026.04.13

UPRIDE編集部

いつもアップライドマガジンをご愛読いただきありがとうございます。 今年の4月は私たちにとって少し特別な月です。今月でちょうどオオタ商会時代から数えて会社設立40周年を迎えると同時に、弊社と皆さまをつなぐフリーペーパー「アップライドボイス」も50号記念号の発刊にこぎつけました。そこで今回はいつもと趣旨を変えて、社内で唯一、オオタ商会時代から在籍している朝日信一郎にインタビューを敢行!弊社代表・宇吹も「一見シャイだが中身は熱い男」と太鼓判を押す朝日。その内側にある想いに迫ってみましょう。 現在、取締役を務める朝日信一郎。 大手商社の内定を蹴って、直感で飛び込んだ介護福祉用品の世界 社会人になってからずっと介護福祉用品業界に身を置き、業界の移り変わりを見てきた朝日。この世界に足を踏み入れたのは、ひょんなきっかけからでした。 朝日 「オオタ商会に入社したのは2005年ですが、前職も福祉用具レンタルの会社でした。実は大学卒業前に大手商社に就職が決まっていたんですが、たまたま母親の知り合いがある病院の経営層にいて、地域に根ざした介護事業をしているということで、 “一度話を聞いてみたら?”と軽く言われたんです。当時は介護保険が始まって間もない頃で、あまり深い考えもなく、介護業界もいいかと思って、もう入社直前だったのに内定を辞退して進路変更してしまいました。僕の勤務先は病院付属の福祉用具事業部でしたが、オフィスは駐車場脇のバラック小屋みたいな傾いた建物。初出社の日、マジか!と思いましたよ(笑)」 「それでもやっているうちに仕事が楽しくなってきて、他部署に異動を命じられたタイミングでオオタ商会に転職したんです。当時オオタ商会は、渋谷区にあるリハビリテーション病院内に福祉用具ショップを持っていました。僕はそこでレンタル部門担当として、病院のセラピストさんともやり取りさせていただきながら、福祉用具がリハビリに与える影響を目の当たりにしたんです。専門的な医療と福祉用具の力を借りて人生を再建していく方々の姿から色々学ばせていただいて、福祉用具の重要性に改めて気づき、前職では味わえなかった価値を実感できたという感じでしょうか」 ノーリフティングケアの概念上陸から10数年、理解浸透はまだ道半ば 当時のオオタ商会は、まだ介護用リフトの価値がほとんど認知されていなかった中で、早くからリフトの重要性を訴えていました。その後、2009年頃にようやくノーリフティングケア(人力で抱え上げないケア」の概念が日本に上陸。2012年にはオオタ商会を含む4社により、JCLS(日本ケアリフトサービス株式会社)が設立され、やがて朝日もオオタ商会とJCLSの役員を兼任することになりました。 振り返ればリフト活用を訴えて約20年という歳月が過ぎたわけですが、朝日からすると「理解の浸透はまだまだ道半ば」というのが本音だそう。 朝日 「もちろん以前よりは浸透が進んだ部分はあると思いますが、それでもリフトを使うメリットが、まだ“腰痛予防”程度にしか理解されていないんじゃないかな。でも本当は、リフトの価値の半分はご利用者様のためにあるはずなんです。さらに去年ぐらいからリフト導入に補助金が付くようになりましたが、本当の意味を理解して使っていただかないと、わざわざ補助金を使って入れたのに結局使われずに埃をかぶってしまう、ということになりかねません」 「昨今、生産性向上の掛け声のもとで、多くの施設様が見守りセンサーとかインカム、タブレットの利用や、介護記録のデジタル化には積極的に取り組んでおられます。でも、話がリフトとなると、“リフトを使ったケアは時間がかかって生産性向上につながらない”という表面的な理解にとどまっていると感じますね」 社名変更と組織改革に至るまでのいきさつ 実は朝日は、オオタ商会時代の2017〜2019年の3年間、代表取締役を経験しています(2019年は現代表取締役・宇吹との共同代表)。 朝日 「いろんな事情が重なった結果、自分がやらざるを得ない状況になったわけですが、あの経験は非常に勉強になりました。ただやはり更なる組織改善のため、経営の知見のある方に入っていただく必要があるという結論に至り、太田会長が仕事でつながりのあった宇吹さんに白羽の矢を立てたわけです。僕自身も、宇吹さんが入ってくれたら良い変化が生まれるだろうという思っていましたから、会長と一緒に宇吹さんを口説きましたよ」 誘いを受けながらも2年ほどは答えを保留していた宇吹。ある夜、太田会長を含めた3人での会食を終え、宇吹と朝日がふたりして2軒目で飲み直していた時、朝日は「うちに来てほしい」との思いを熱く本人にぶつけたそうです。 朝日 「僕も、言う時は言うんです(笑)。それに、大手メーカーで製品の企画開発に関わってきた宇吹さんのような人に来てもらえるのは、オオタ商会だけでなくJCLSにとっても大きなプラスでした」 太田会長(左)から任命を受けて代表の座についた宇吹。 2019年に宇吹がメンバーに加わってからは、社名変更を含むリブランディングや、JCLSでの製品開発も加速。そして2021年1月に「アップライド」に社名変更、同年12月にはJCLSから、念願の自社開発の介護リフト「SOELシリーズ」を発表するに至りました。朝日にとって、ものづくりの根幹を垣間見るのは、ずっと福祉用具に関わってきたキャリアの中でも初めての経験でした。 朝日 「僕にとってもそれは非常に貴重な学びでした。企画製造はかかる資金も大きいですし、こんなに大変なんだと感じることばかり。道のりが簡単ではないからこそ、テストサンプルが出来上がって良い評価を受けると嬉しいし、製品に自信が持てるからこそ、これをしっかり売っていくんだという責任もグッと増します。ただ仕入れた物品を売るのとはスタンスが全然違いますね」 アップライドとして再出発してから、社内の空気はどう変わった? トップ交代と社名変更、リブランディングを経て新たに生まれ変わった弊社アップライド。宇吹が代表に就任してからの変化を、朝日はこんなふうに見ています。 朝日 「先ほど、ノーリフティングケアの理解浸透はまだ道半ばだと言いましたが、そんな中でも、弊社がホームページやアップライドボイスなどで情報発信に力を入れてきたことで、ちゃんとノーリフティングケアをやろうと考えている施設様からの問い合わせが増えています。少しずつですが、JCLSが主催するユーザーの集い〈SOELコミュニティ〉の参加者も増え、モノだけを介したお付き合いではなく、背景にあるビジョンまで共有した上で、長期的なお付き合いができるお客様が増えていますね。ただのリフト販売店というよりは、業務改善とか離職予防とかを含めた、いろんなことを相談できる会社であり、ここに相談すれば、今よりちょっといい未来が開けるんじゃないかという期待感が生まれているように感じます」 法人の壁を超えた横のつながりを生み出している「SOELコミュニティ」。 そして、いま朝日が目指すのは、そのような長期的関係を築けるようなコミュニケーションの質向上を社内全体で図っていくことです。 朝日 「弊社では、介護現場の課題可視化と、ノーリフティングケア研修、介護リフトお試し利用の3つのサポートをセットにした“サザンカプラス”というパッケージを活用しながら、最適なソリューションをご提案しています。弊社だけでなくJCLSも含めて、リアルな効果測定に基づいたエビデンスがある仕事をしている会社だという信頼をいただいている手応えがありますね。また、何でもかんでも売るというわけではなく、やっぱり移動・移乗にこだわりを持っているので、移動・移乗に困ったらアップライド、という評価が定着しつつあるのかなと感じます。そこは他社と一番違うところかもしれません」 福祉先進国デンマークの著名作業療法士から移乗介助を学ぶ研修も実施。 カウンセリングに基づいて移動・移乗のお困りごとを解決するというこだわり。ブランディング以前から潜在的にあったその強みは、社内で「アップライドブック」制作のための議論を重ねる中でより明確になりました。 朝日 「今は社内のコミュニケーションもとても活発になりました。宇吹さんがブランディング活動などを介して、若い世代にどんどんに役割を持たせたことで、みんなで会社を良くしていこうっていう気運が高まっていますね」 お困りごとを抱えた施設様と、更なる出会いを求めて 5年後、10年後のアップライドの理想像を尋ねると、朝日はしばらく考えて、こんなふうに答えました。 朝日 「まずは僕らが関わったお客様すべてに幸せになってほしい。そして、移乗と移動のプロフェッショナルという立ち位置を起点に、この目の付けどころはアップライドにしかできないよねってお客様に思っていただけるような製品とかサービスを形にしていきたいです。あとは僕がいま担当している北海道や東北にも、まだまだお困りごとを抱えた施設様がたくさんあって、展示会でもお問い合わせをいただくことが増えているので、もっとそんな方々の力になれたらと思います」 インタビューの最後を「今お付き合いいただいているお客様はどなたもあったかい方々で、本当にありがとうございますと伝えたい」と、感謝の言葉で締めくくった朝日。そんなところにも、彼らしさが溢れていました。      

利便性に磨きをかけた新モデル SOEL CX Ⅱ 登場! ~ 生産の裏側公開 NO.2~

#129・社長コラム・2026.02.20

宇吹博志

皆さま、こんにちは。 代表の宇吹博志です。 今回の社長コラムでは、アップライドマガジンNo.127「床走行リフトType-Cがお客様のお手元に届くまで ~ 生産の裏側公開!~」に続いて、弊社の関連会社「日本ケアリフトサービス(JCLS)」の新製品 “ 天井走行リフト SOEL CX Ⅱ(ソエル シーエックス 2)”の生産の裏側公開です。 既存モデル SOEL CX から、設置・使用時の自由度が進化。 「SOEL CX II」は、「SOEL CX」が培ってきた基本性能を踏まえつつ、より多様な導入環境に対応することを目的として開発してきました。 充電方式では、レール端部で自動的に充電を行うマグネット式エンドポイント充電を標準装備し、オプションとして 使用中も充電が可能なエバーチャージ方式(常時充電) にも対応いたしました。 手元スイッチはワイヤレス仕様を標準採用しました。ケーブル配線による制約を軽減し、設置・使用時の自由度を高めることで、介護現場での使い勝手を向上させています。 これらのように、現場ごとのニーズに対応できるバリーションモデルが「SOEL CX II 」です。 製造受託の王国、台湾。そのわけ。 前号の~生産の裏側公開!~で、お伝えしましたように、JCLSは、自社では製造・販売する製品の企画や基本設計を行い、実際の製造は製造受託を専門に行う企業に委託するという、いわゆるファブレス体制で製品を自社化し、お客様に製品をお届けしています。 このJCLSの新製品 “天井走行リフト SOEL CX Ⅱ ”も製造委託先は台湾に所在する企業です。 前号では「台湾は製造受託の国」とご紹介いたしましたが、もう少し、説明を加えさせていただきます。 台湾は政府主導で、研究機関の育成、そして、技術を企業へ橋渡しする仕組み(技術移転政策)の両立が成功したといわれています。著名な例としては、熊本県に半導体工場を設立しているTSMC(台湾積体電路製造)があります。 そして、台湾での多くの企業は、単純受託加工(Assembly)から図面支給型OEM、共同設計型ODMに発展してきたといわれています。 台湾の台中・台南エリアでは、精密加工、アルミ押出、モーターや制御基板などの専門企業が高密度に存在し、OEM・ODM企業を支えています。 これらのことから、試作づくり → 部品調達 → 金型修正 → 再試作のサイクルが非常に速いと評価されています。 SOEL CX Ⅱ 製造委託先との交渉 ご紹介しましたように、JCLSは工場をもたない、いわゆるファブレス企業(メーカー)です。ファブレス企業の特徴は、企業の様々な資源をマーケティング、製品企画、販売戦略に注力でき、生産設備への投資が軽減されるメリットがある反面、生産技術、工程管理・改善、工場監査能力が弱体化しやすいという特徴をもっています。 JCLSでは、これらの特徴をよく理解し、日本国内の企業を含めいくつかの製造受託企業と交渉してきました。 この製造受託企業と交渉する際に、JCLSが重要視したことの一つが「リードタイム」でした。 リードタイムは、製品の発注から納品までの時間を指します。 当然、リードタイムの期間は短い方がよいのですが、多種多様なパーツを使用する製品になればなるほど調達する部品メーカーとの交渉が多岐にわたり、リードタイムが長期間になることが散見されます。 JCLSでは、お客様からのご要望に素早くお応えしていきたいことから、このリードタイムにこだわりました。 その結果、先に述べたように、精密加工、アルミ押出、モーターや制御基板などの専門企業との連携が濃い台湾の製造受託専門企業に依頼いたしました。 製品の仕様・特徴以外のところでも、大きな気を使っています。 「SOEL CX II 」は、今年2月25日〜27日に開催される「CareTEX東京’26」 にて展示予定です。 写真は、JCLSのSOEL製品のユーザー会である「SOEL COMMUNITY ミーティング」(2月13日)にプレ展示したものです。説明する社員もまだドキドキでした。   久しぶりのサックス通信 (^^♪ 私が習っているサックス教室では、毎年年末に発表会を行っています。 今回は、年末押し迫った12月28日、都内の某ライブハウスを借り切って、プロのミュージシャンのバック演奏という贅沢な場で一曲吹かせてもらいました。 妻や娘、そして2歳の孫も応援にきてれくれました。 さて、出来栄えは???…

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